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パパの心境

~13.2.20の日記より~

きのうで丸4週間が経ちました。

そして今日は結婚記念日。

2年前には全く想像できなかった今があるなぁ。

2日前に二人で飲みながら話しててんけど だんなさんは妊娠を聞いたときから予感がしててんて。 

きっと すっとはいかないって。 だから手放しで喜ばれんかったって。今から産まれるまでが大変やと思ったらしい。

私は妊娠しにくいって思ってたから それがすんなりいっただけで もうあとは簡単って思ってた。

彼はDrが「今から産みます」って言うのを聞いて すっと楽になったって言ってた。ふっきれたというか・・・

それまでは一日でも長く・・・ってずっと思ってたって。早く出てきたら何か障害が起こるかもしれへんし。

でも産まれるって決まったら 迷いみたいなもんが消えてんて。

たとえ何があっても俺の子やっていう気がすごく強くなったって。。

うれしかったなぁ。

私の方が迷ってるんやろな、今は。何かあったら どうしよう・・・って。

こわいから もしも とか悪い方には考えんようにしてるけど つらい現実に直面した時は私の方がもろいやろな。可能性の話をしてる時は私の方が強いように思うけど・・・

全く反対の考え方やけど よかった。

だんなさんがいてホントによかった。

こうせいは ずいぶん良くなってるって。体重は621gと今日は減ってて 横ばいが続いてるけど・・・

二酸化炭素を示す数値が60とか あったのが30ぐらいに落ち着いてきてるって。

先週は体重を増やす方向でって言っててんけど また呼吸器を外す方向でトライしてみるって。ただ貧血状態ではしんどいから輸血はまた するやろうって。

いろんな数値が上向きらしいよ。よかった♪

体重ぐらいしか わからへんから 減ってるとがっかりしててんけど 今日のDrの口調はとても明るかった。よかったぁ。

今日もこうせいはよく動いてた。6.5cc×12回。 手の動きとかも複雑になってきて顔もふっくらしてきた♪

看護婦さんに「しっかりした顔になってきましたね」って。楽しみやな。

~楽観的な私に慎重派のだんなさん。私はほんとにいいパートナーだなと思ってました。結婚して丸8年。まだまだひよっこですね☆ がんばれ若造!!負けるな若造!! ~

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コメント

昨日は結婚記念日だったのですね。

6年前の日記読ませてもらいました。
私もご主人の気持ちに似た所があったような気がします。

産まれるまでの一日の長さ。ほんと長かった。
つい1ヶ月少し前の事なのに何年も前の事のように思えます。

うちの場合、早く出てきたら何か障害が起こるかもより、
22週の生存ラインまで行ってくれの一念でした。
22週超えてから、何かしら障害が出る可能性について考え
始めて、ネットで検索する度、多くの不安がよぎったものでした。

しかし、同じように産まれるって決まった時には、既に迷いが無
くなった気がします。
というか生きてほしいの気持ちばかりでした。
正直、後先の事を考える余裕がありませんでした。

産まれてからは、ほんとこの子ために何でもやってやるという
気持ちしかなかった。
妻は元気な子供を見て安心しきっていたみたいだ。

うちは40時間という短い時間でしたが、いなほさんは何年も
色々な壁を乗り越えてこられたんですよね。
どれほど辛い事があったかは想像できないです。
こうちゃんがそこにいる幸せを感じ取れない時もあったん
でしょうね。

私から見ると幸せだと思う瞬間であっても、そうでないことも。
体験した人にしか分からない辛さが。

今日、21週6日で280gで産まれた子が退院した記事が
でてました。とうとう22週の壁を打ち破ったみたいです。
世界記録更新みたいです。
http://www.afpbb.com/article/1354211
http://www.afpbb.com/article/1352228

元気に育つ事を切に願います。
記録更新がいいのか悪いのかも判断がつきません。
しかし、親にとっては大切な命です。
頑張ってほしいものです。

投稿: hiro | 2007年2月21日 (水) 16時09分

そうだね。
こうせいがそこにいる幸せ。。。
それが当たり前になってくると 幸せに感じなくなっていたのかも。地に足がついてなかった気がするなぁー。
同じ立場の人が近くにいるときはよかったけど
成長して外へ出て行くと いろんな壁にぶちあたる。
それを 変に片意地張ってた気がします。

療育園にいる頃ね、保護者会からアンケートがありました。
「こどもさんの障害を受け入れるようになったのはいつですか?」
”何聞くのぉー?
生きて産まれてきてくれて 今、こんなに育ってくれて
受け入れるも何もないよー。この子がすべてじゃん!”って思ってた。
その時はほんとにね。

それはもちろん本音だけど
後から生まれてきた子がどんどん育っていく、
なのに うちは・・・とも思ってた。
”受け入れる””受け入れない”って言葉に抵抗があったのかもね。
”障害”って言葉にやけに敏感だったりね。

私はhiroさんの少し先を歩いてるだけだよ。
歩志未ちゃんがこの世にいたのは40時間だけど
これからも心の中で生き続けるでしょ。
何年も何十年も・・・その間に壁が何回も立ちふさがるかもしれない。
でもね。。。乗り越えられない壁は無いと思う。
月並みな言い方だけど。

幸せそうに見える人でも みんな なんやかんや抱えて生きてるんだろうなーって思うの。
こちらがそんなの大したことないじゃん!って思うようなことにも すごく深刻に悩んだり。。。
うちに比べたらって思ったりしてたけど
比べること ないんだよね。
受け止め方は人それぞれ。。。
キャパも違うのよね。

そんな言い方されると
”じゃぁ 乗り越えられない、もう無理!って言えばいいの?そしたらこれ以上辛いことは無くなるの?私はそんなに強くない!!”
ってずっと思ってた私が言うのも なんかおかしいけれど。

ごめんなさいね。なんかとりとめなく書いてしまった。
hiroさんと話してると 心の奥にある感情があふれてきます。。。

投稿: いなほ | 2007年2月21日 (水) 23時09分

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