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お隣さん

004 おじさん好きのこうせいくん。

横に座ったおじさんに「あっ!」って言いながら手を伸ばす。

でも、おじさんはこちらを見てくれない。すぐ反応してくれない。

こうせいは手を戻して、私をちらっと見る。

”いいの?”って顔。

いいよって言うと、タイミングをはかりながら手を伸ばす。

ちらっと見てくれたおじさんは徐々にこうせいの手を握ってくれた。

ちょっと眠くなり、指吸いを始めたこうせいくん。

今度はおじさんがこうせいに手を伸ばす。

ゆっくり、ゆっくり頭をなでてくれる。

顔をあげるこうせいくん。

おじさんが手に持ってた楽器をひっぱり始めた。

飽きると、今度はおじさんがこうせいの顔に楽器を近づける。

お互い一言も発しないけど、緩やかな、温かな時間・・・

ムリに笑うことも話すことも動くこともなくて、自然な時間がそこにはあった。

なんか素敵だなぁ~って思って涙が出そうになった。

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「ま た あ そ ぼ な」

別れ際、おじさんがそう言ってくれた。また遊べたらいいな。

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