小学部卒業式
幼稚部2名、小学部5名、中学部5名の卒業式。
卒業証書の授与ではちゃんと「はいっ!」と返事が出来ました。
最後の授業ということで、式の中で一人ひとりの勉強の成果を披露する時間がある。
こうちゃんはそこで先生と「はーい」「やってって!」と会話し、お馬の歌を披露した。
♪おうまはみんな ぱっぱか走る、ぱっぱか走る・・・♪って歌なんだけど、”ぱ”のところを全部歌うの。
こんな大勢の前で、ちゃんと歌えるようになったんだなぁ~と思うと号泣。
立派になったなぁと思って。
4年生の時に亡くなった同級生の名前も出てきて、また涙が出た。
卒業と言っても同じ学校に進むわけで、そんなに感傷的にもならないかなぁ~なんて思ってたんだけど、式に向けて服を揃えたり、着付けのお稽古に行ったりとしてるうちに段々卒業するっていう実感もわいてきた。そして次に進む心積もりも出来てきた。
泣きもせず、怒りもせず、ちょこんと集団の中にいたこうちゃん。でも、この学校に入学し、人前で泣いたり、すねたり。もう少し大きくなるといろんな人に積極的に声をかけ、コミュニケーションを取り、よく食べ、よく動くようになった。
本当に私たちでは出来ないことをいっぱい教えてくださり、育ててくださったと思う。
事前に色々見たわけでもなく、特別な思いもなく自動的に入学した学校だけれど、本当にここに入れてよかった。
六年間ありがとうございました。
本当にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
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