
トライやるウィークってご存知?
兵庫県の中学2年生が行う社会体験的学校行事。
始まった経緯は痛ましすぎるけどね・・・
こうちゃんもとうとう該当する学年になった。で、一年ほど前から色々案を練ってた。
どうせ行くなら実りのあるものにしたい。
形だけの行事は嫌なんだ。
そもそも、トライやるって・・・?
そんなこんなを考えて、行きたい所のイメージは出来た。
けど、該当しそうなところが見当たらない・・・
ハード面とソフト面、両方がクリアできるところ。
ハード面といえば、まず車いすで動けるかどうか・・・。段差があっても、狭くてもいいんだけど、付き添いが私ではなく先生方なのです。そうなると、あまり介助の負担が大きいのも申し訳ないので、それなりに車いすが入るスペースは欲しいもの。
そして、もっと重要なのはソフト面。
施設がどんなに充実していても気持ちが伴っていなければ、結局形だけになってしまうのです。
形だけ、”障害者に優しいでしょ”とされても、なんだかなんだか・・・。
知識やスキルは確かに大事ですが、それ以上に一個人として見てくれよと思う。
この両方がクリア出来るところって、ありそうでないのよねー。
○○園があるじゃん!って言われたりもするけど、そういう福祉関係ーな、縦割りじゃないところに行ってみたい。
中学2年生というには幼すぎるこうちゃんだけど、社会性は十分身についてきたと思うんだ。
働くにはまだまだ無理だし、逆にこの機会を逃せば一生無理かもしれない。
だからこそ、この機会に一般社会で働くということを経験してほしいなと思う。
そのための笑顔や言葉は身についてきた気がするんだけど。

やっとここ!っていうお店を見つけたの。
そして、やっとこうちゃんと一緒に相談に行ってみたの。
突然ということもあって、もちろん担当の方はいらっしゃらず。
そして、トライやるは受けていない的な話もお聞きしたり。
軽く落ち込んだけど、お話してないうちはまだ何もわからない!
まずは思いをお話ししたいなぁーって思ってたら、その後お電話を頂いた。
そこからはね・・・。
そう、お察しの通り。
まだお顔も知らないし、どんな方かもよく知らないはずのに、もう共感することだらけ。
この行事に対する向き合い方がきっと一緒なんだろうなと思って、とっても嬉しくなった。
またきっと色々繋がっていく。
広がっていく。
電話を切った後、うれしくてうれしくて「やったー!!!」と叫んだ。こうちゃんは笑った。
体の中から嬉しさが溢れてくる。
ほら、きっとまた大事な人と知り合えたんだ。
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