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八朔のひなまつり

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八朔とは旧暦8月1日のことで、古くから重要な節日だったそうです。

瀬戸内海地域では、米の粉で人形、動物、野菜などの形を作る風習があり、ところによってはこれらを八朔雛と呼び、3月雛のように催し、こどもの成長を願ったりしたようです。

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この時期、室津の町を歩くと、様々な雛飾りに出会います。

夏の日差しに香り、その中でお雛様を見るのは不思議な感じがします。

街並みのせいなのか、妙にしっくりきます。

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室津で八朔にひな祭りを行うのは室山城落城という悲しい出来事が背景にあるのだとか。

永禄9年(1566)1月11日、かねてより対立関係にあった龍野城主赤松政秀の急襲により、非業の死を遂げた花嫁の鎮魂のため、半年遅れの八朔にひな祭りを延長したと言われているそうです。

500年ほど前の日本では、そんなことがたくさんあったのでしょうね・・・

今では全く想像できないようなことが、ここで本当にあったんだなぁ〜。お散歩しながら、よく感じることです。

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