淡路へ帰省。
一年ぶりに帰る旦那さんは色々親戚から責められてたけど・・・
年に一回しか顔を出さないなんて薄情すぎるーーー!って。
96歳になるおばあちゃんは可愛いぐらい幼くなってた。
ずっと実家の話。
もう70年以上前に出た家だけど、やっぱり子供の頃の記憶に戻るのかな。
一緒に住んでるおばあちゃんの息子。こうせいの大好きなおじいちゃんは死んだことになってた。
体が弱くて早死にしたんだとか。
でも、こうせい見て「今年は猫は一緒じゃないんか?」と。
色んな記憶が行ったり来たり。
そんなおばあちゃんを毎日身近に見て、お世話してると、年に一回涼しい顔でやってくるこうせいの父を腹立たしく思うんだろうな。
誰かの調子が悪くなると、家族の歯車って狂いやすい。
今まで気にならなかったことが急に気になりだしたりするもの。
涼しい顔に見せてるだけで、必死だったりするんだけど、そんなことは伝わらない。
ストレートな方が伝わる。ことも多い。
まぁ、まぁ、まぁ。。。
私は私の出来ることをする。
こうせいはこうせいの。おとうたんはおとうたんの。
一年間頑張ったご褒美に頂いたあこうぱんパンを実家で切り分ける。数年ぶりに会う親戚の子どもたちが「この人誰?」って顔しながらも、ぱくつく。
大人たちは「あこうぱん?」
控えめに説明しながら、こうせいも頑張ってるアピール。
実家に帰るとこうせいは食べない、寝ない、喋らない。
そんな何も出来ない(ほんとは、敢えてしないんだけど)こうせいの姿からパン屋さんで働いてるのなんて、多分まったく想像できないと思う。それぐらい普段とは違う顔になる。ほんと何も出来ない感じになる。
でも、そこで美味しい私の大好きな味が実家で広げられたこと、なんか急にホーム感が出て嬉しかった。
今更、旦那さんの実家に気を遣わないけれど、こうせいの姿を伝えるのに私の言葉以外の方法を頂けたことに感謝。
伝わったかどうかなんて全然わからないけど、自分以外の力をもらえたことがなんかすごく嬉しくて励みになった。
分かってもらおうとも思わない。
お互い、分かってるかどうかなんて分からないもの。
ただ、しんどいことも楽しいこともお互い様。
それぞれが、それぞれの場所で。
A Happy New Year!!
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