2019年3月
学生生活終了
小学部から12年間お世話になった加古川養護学校。
卒業しました。
就学前に行った体験のことから思い出してます。
フルタイムで働いていた当時。こうせいは保育園に通ってて。そこでどう過ごしてるかに思いを馳せる余裕も無かったような気がします…。
そんななか、学校体験は親同伴という。
ちゃちゃっと済まそうと思ってたら、こうせいは泣いてばかり。
普段はご機嫌なはずなのに。
養護学校に一人で通うのは難しいのかな、と色々焦ったことを思い出しました。
そう、焦ったのです。
私のペースが乱される。と思って。
養護学校は優しいところでした。こうせいにとって。
ゆっくり本人のペースで進んでく。
親の勝手で、朝食も食べさせずおにぎりを持たせると「お母さん、ゆっくり食べてから登校してください」って。
そんなん、私も仕事があるし!ととがってた頃でした。
そんな私に仕事を休む決意をさせてくれたのも、養護学校のスタッフさんの言葉でした。
「体が硬くなってる」
京都まで訓練に行ってたけど。
なんのこっちゃ!と思ったのです。
思うところあって、介護休暇を取り、その後退職しました、県職員。
もったいないっていっぱい言われたけど。
もったいないの主語はなんでしょうね。
想像の範囲をはるかに超える12年間。
こんな風にすすんでいくとは!いろんな思いが交差していきました。
こうせいのおかげで体験させてもらえたいっぱいのこと。
卒業式はやっぱり泣きました。
裾野が広がる
「ライターさんも一緒に」と言っていただいたので、打ち合わせに同席させてもらいました。
西播磨の魅力を伝え、結婚っていいなーと思ってもらえるような広報誌づくり。
企業さんや西播磨暮らしを楽しんでる人にお話を伺い、記事にする仕事です。
書くことはもちろん、打ち合わせやものごとのすすめかた、とか。すごく勉強になります。
全然知らない世界ではたらくことになって、未熟だけど少しずつ任せてもらえるようになって。
こわさもあるのだけど、とてもうれしい。
やりながら覚えていく中で、できることが増えたり、繋がりができたり。
おもしろいことがいっぱい。
打ち合わせ日の前日、こうせいが一睡もしなくて…。時間と体調見ながら、諸々調整。備えることの大事さも学んでいくなー。
ぜひやってみたい!って思う仕事を振られたけど、まずはお断りというか。「こどものこういう事態もあるので、替えのいない体制は難しいんです」って言えるようなった。それも含めて考えていきましょうと言ってもらえるようになってきた。
ありがたい話。
家族も仕事も丁寧に向き合っていきたいな。
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